「誰も本気だとは思っていなかった」――ド軍同僚が証言した山本由伸の“中0日投球”の真実 ブルペンでナインは愕然としていた
「でも、次から次へと色んなことが起こった。それで彼が自分の投球に向けたルーティーンをこなし始めると、ベンチからの電話が鳴って、呼び出しがかかったんだ。その瞬間は、全員が『まさか、本気で行くのか』っていう感じだったよ。皆がただ信じられない思いで見ていたね。でも、ヤマはマウンドに出ていき、まるで前夜(第6戦)に何もなかったかのように、いつもの支配的な投球をしたんだ」
MLBキャリア7年を誇るフィリップスは、ドジャースでは守護神も任されてきた。その過程で連投の難しさ、そしてリリーバーとしてマウンドに向かうメンタルの複雑さを学んだ。だからこそ、抜擢に応えた山本のパフォーマンスは「信じられなかった」。
「本当に驚くべき内容だった。そして、彼が最も自己犠牲的なチームメイトだと改めて思わされた。チームで誰よりも一生懸命に働き、非常に献身的なんだ。メジャーリーグに信じられないほど上手く適応したと思うし、彼がドジャースの一員であることは、僕らにとってこの上なく幸運なことだと思う」
伝説となった山本の“中0日投球”。それは、卓越した技術力もさることながら、チームメイトが舌を巻くほどの本人の献身性によって成り立っていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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