「彼が来て、言うんだ。僕が投げます、ワールドシリーズで野手に投げさせるわけにいかないと」ロバーツ監督が明かした山本由伸の"訴え" WS延長18回ゲームの舞台裏「彼のメンタルは過去に見たことがないレベル」
中継ぎのウィル・クラインが4イニング好投したこと、また延長18回にフレディ・フリーマンがサヨナラのホームランを放ったことで山本の同試合での登板機会はなかったが、「フレディが打たなかったら、ヤマモトが(マウンドに)行っていた」とロバーツ監督はエースを投入する考えもあったとした。
そして山本は志願のブルペンの後も第6戦で勝利投手となると第7戦も9回途中から6番手で登板、世界一連覇の瞬間までマウンドに立ち続けた。
この圧巻のパフォーマンスは各ナインからも激賞されているが、ロバーツ監督も改めて山本に関しては「彼の体格はそこまで大きくないけど」「メンタルが過去に見たことがないレベル」と強靭な精神力をたたえてみせた。
メジャー挑戦2年目で12勝をマーク。ナ・リーグのサイ・ヤング賞最終候補に残るなど飛躍のシーズンとなった右腕は今後どんな成長を見せてくれるのか。来季以降も楽しみとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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