「依然として優れた数字ではあるが…」山本由伸の直近2登板の防御率“悪化”を韓国メディアが不安視「歴史的ペースが完全に失速した」
山本は間違いなくドジャース先発陣の軸だ(C)Getty Images
ドジャースの山本由伸は現地時間5月14日(日本時間15日)に本拠地で行われたアスレチックス戦に先発登板し、今季5勝目を飾った。6イニングで4安打3失点2四球6奪三振という内容で投げ抜き、チームの9-3での勝利に貢献。先発陣の故障者に苦しむドジャースの中で、スターターとしての役割を果たしている。
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チームに2試合ぶりの白星をもたらした山本だったが、好調アスレチックス打線を相手に手を焼く場面も見られた。リードして迎えた3回には、タイラー・ソダーストロムに同点に追いつかれる2点本塁打を浴び、3回には先頭打者への四球から、ミゲル・アンドゥハーに適時二塁打を許している。
だが、それ以外の4イニングで許した安打はわずか1本と要所を締め、さらに中盤以降で大量点を上げた味方打線も手助けし、5勝目を手にした。
その中で、5失点で負け投手となった前回のダイヤモンドバックス戦に続き、打ち込まれるシーンが続いたこの日の投球には、海外メディアからも関心が向けられている。
韓国ニュースサイト『OSEN』では、開幕当初より防御率0点台を記録していた山本が、ここ2登板で失点が目立ったとして、「ドジャースの山本由伸の勢いがやや落ち着いてきた。メジャーリーグ唯一の0点台防御率だったが、2試合を経て1点台から2点台へと上昇した」と報じている。






