9回2死からの屈辱敗北は「正直、許されない」 山本由伸の熱投をふいにしたド軍に地元実況も苛立ち爆発!「どうしたらいい」

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山本の降板後に逆転を許したドジャースの拙守に批判が飛び交った(C)Getty Images

 急失速するチームのエンジンが、なかなかかからない。ワールドシリーズ連覇の目標を掲げ、邁進してきたドジャースだが、レギュラーシーズンの終盤に入って泥沼にハマった。

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 現地時間9月6日、ドジャースは敵地でのオリオールズ戦で3-4と2夜連続のサヨナラ負け。先発した山本由伸が9回2死にソロ本塁打を打たれるまでノーヒッターを続ける快投を見せたこの日は、勝利が文字通り目前に迫っていたが、背番号18が降板した直後、救援陣が崩壊。まさかの逆転負けを喫して泥沼の5連敗となった。

 これまで軽々と取れていたはずの1アウトがどうにも遠い。山本の後を託されたブレイク・トレイネンは、1本の二塁打と3四死球で押し出して失点。なおも1点差で迎えた2死満塁のピンチでドジャースベンチはタナー・スコットにスイッチ。救援投手としては最高額となる4年総額7200万ドル(約112億円)の巨額契約を結んだ守護神だったが、エマヌエル・リベラに低めの4シームをあっさりと捉えられて逆転サヨナラ2点適時打を浴びた。

「今夜の敗戦はドジャースにとっては信じられないもので、正直に言えば、許されない内容だった。『もうこれ以上に悪くなるわけがない』と思っていると、こんな夜が来る。明日はどうしたらいいんだ」

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