フリーマンは山本を高く評価している(C)Getty Images
スター選手も舌を巻く見事な投球ぶりだ。
現地時間9月18日、ドジャースの山本由伸は、本拠地ジャイアンツ戦に先発登板。5回1/3で108球を投げ、1安打無失点、7三振6四球と好投した。この日は、チームが2-1で接戦をものにしたが、打線の援護がなかったため、またしても12勝目はお預け。しかし、この投球内容には、チームメイトから称賛の声が上がっている。
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初回に二死から連続四球を与え、いきなり25球を費やした山本。さらに2回、二死から8番パトリック・ベイリーにこの日唯一の安打を浴びるが、後続をしっかりと断ち、以降もスコアボードにゼロを並べていく。6回は、無死二塁から4番マット・チャプマンを空振り三振に斬ったところで降板。これで防御率は、リーグ2位の2.58だ。
試合後、同僚フレディ・フリーマンは、クラブハウスで地元スポーツ専門局『SportsNet LA』などの囲み取材に応じ、制球に苦しみながらも粘投した山本のパフォーマンスを絶賛。「信じられない。調子の悪い夜だったのにそれでも無失点。最近は6、7回で10奪三振を記録するのが当たり前になっていたけど、それが良い投手の仕事だ」と語っている。