「ブルペンを無職にした」山本由伸の歴史的完投 ドジャース史上21年ぶりの快挙に「完投こそ正義」「マジで神すぎる!」
自身メジャー初完投勝利を飾った山本由伸(C)Getty Images
ドジャースは現地時間10月14日、敵地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に5-1で快勝。先発の山本由伸が9回111球、3安打7奪三振1失点でメジャー自身初の完投勝利を飾った。
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誤算は第1球だけだった。初回先頭のジャクソン・チョウリオに初球の低め直球を右中間スタンドに運ばれた。それでも、以降は二塁すら一度も踏ませず、味方の逆転を呼び込んだ。
中継した『NHK-BS』の試合後インタビューでは「初回は反省するところになったけど、結果的に勝てた。ポストシーズンは勝つことが一番大事なので、すごく良かった」と声を弾ませた。
前回登板のフィリーズとの地区シリーズ第3戦は、5回途中3失点と消化不良に終わったが「前回も感覚はすごく悪いわけではなかったので、しっかり練習して自信を持ってマウンドに上がれた。練習したかいがあったと思います」と振り返った。
記録尽くめの快投だった。ドジャース専門メディアの『Dodgers Nation』は「山本由伸のドジャースでの歴史的完投について知っておくべきすべて」と題した記事を掲載。前回登板より直球の平均球速が0.5マイル増の96.3マイル(約155キロ)を計測したと伝えると、以下は歴史を紐解いた。
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