「ヤマはアメージング!」レジェンド左腕カーショーも完投、山本由伸を絶賛 「息子には彼を見なさいと言っている」「メカニクスはとてもシンプルで美しい」
カーショーも山本の力投を高く評価した(C)Getty Images
ドジャース山本由伸が圧巻投球を見せた。
ドジャースが現地時間10月14日、敵地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に5-1で勝利。先発の山本由伸が9回111球、3安打7奪三振1失点でメジャー初の完投勝利を飾った。
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ポストシーズン3度目の登板となった山本は先頭打者ジャクソン・チョウリオに初球の内角低め直球を右中間スタンドに運ばれた。
しかしここからの巻き返しがさすがだった。打たれた山本はマウンドでうなづく様子を見せるなど、動じることなくマイペースに調子を上げていく。後続を抑えて、初回を最少失点で乗り切るとその後は二塁も踏ませない完ぺきな投球を続けた。
この好投にはデーブ・ロバーツ監督も続投を決断。ポストシーズンでは異例となる9回のマウンドも託し、最後はアンドルー・ボーンから空振り三振を奪い、圧巻の完投勝利を飾った。
ドジャースのポストシーズン史上、完投は23度目。2004年の地区シリーズでのホセ・リマ以来、21年ぶりの快挙だった。全球団を通じても、2017年のジャスティン・バーランダー以来、8年ぶりで日本人投手では初の偉業となった。
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