殿堂入り右腕もベタ褒め…メジャー初完投の山本由伸は「あまりにも素晴らしかった」「ブルワーズが悪いわけではない」
山本はこの大舞台で大仕事を成し遂げた(C)Getty Images
エースの快投が止まらない。
現地時間10月14日、ドジャースの山本由伸は、敵地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第2戦に先発登板し、9回3安打1失点、7三振1四球の内容でメジャー初完投を達成。チームを5-1の勝利に導いた。これで同シリーズの対戦成績は、通算2勝0敗だ。
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初回先頭で1番ジャクソン・チョウリオと対峙すると、いきなり右中間への先制ソロを浴びた山本。しかしそれに動じることなく、以降は、ブルワーズ打線に得点圏の好機すら作らせない。淡々とアウトを重ね、9回ニ死では、2ストライクから5番アンドリュー・ボーンを内角スプリットで空振り三振に仕留めた。
この圧倒的な投球内容には、殿堂入り右腕も興奮を隠せない。レッドソックスなどでメジャー通算219勝を挙げたペドロ・マルティネス氏は、試合直後に自身のXを更新。「ブルワーズが悪いわけではない。やるべきことをやろうとした。相手の投球があまりにも素晴らしいだけだ」と反応している。
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