「タナカを吹き飛ばす」交渉解禁の山本由伸に元メッツGMが“田中将大超え”の大型契約を断言「2億ドルの価値がある」

タグ: , , , , , 2023/11/23

メジャー契約が有力視されている山本(左)。その規模は田中(右)のそれを凌駕すると予想されている。(C)Getty Images

 去る11月20日(現地時間)、オリックス山本由伸のポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍への申請が正式に受理されたと発表した。これによって25歳の右腕は1月4日午後5時(同5日午前7時)までの約45日間での移籍交渉が可能となった。

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 交渉解禁となり、米メディアでの山本に対する関心も一気に高まりを見せた。そうしたなかで、彼の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏の発言が注目を集めた。

 米スポーツ専門局『CBS Sports』は、11月22日に行われたオンライン会見の場でウルフ氏が「私はおそらく25年くらいこの仕事をやってきたが、FAの序盤としてはこれまでで最も多くのチームの興味を集めている」と語ったと報道。そのうえで「ヤマモトには10~15球団が獲得に興味を抱いているようだ」と大々的に伝えた。

 もはやメジャーリーグの半数の球団が関心を示すと伝えられる山本。そんな若武者には、現地識者たちも興味津々だ。MLB公式ネットワーク局『MLB Network』の人気番組「High Heat」に出演した元メッツのGMであるスティーブ・フィリップス氏は「彼は間違いなくメガディールを視野に入れていると思う」と指摘。そのうえで、日本人選手では最大級の契約を断言した。

「ヤマモトは、マサヒロ・タナカがヤンキースと結んだ契約を吹き飛ばすぐらいのメガディールを結ぶはずだ。私は今の興味関心の大きさを見ても2億ドルは行くと思っている。その価値に見合うだけの力が彼にはあると思っている」

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