山本由伸の”2度目の先発”に募る不安 パドレスとの相性の悪さを米メディアが指摘「対応しきれていない」
さらに今季、山本がシーズンを通じてパドレス相手に苦戦してきたとして、「3月21日のMLBデビュー戦では、1イニングで5失点を喫し、4月12日の2度目の登板でも3失点を許した。それぞれ、チームも敗れており、これらはシーズン初期の試合ではあったがヤマモトがメジャー屈指の強打を誇るパドレスに対応しきれていないことを示している」と説いている。
加えて同メディアは、「ヤマモトにはパドレスを抑えるスキルがあるが、これまでの実績はその実力を証明するには至っていない」と強調。加えて、山本の健康状態や調整スケジュールもドジャースにとっての不安材料であると見通しながら、「ドジャースはシリーズを早期に決着させることを目指すべきだろう。それがNPB出身の彼に、リーグチャンピオンシップへの休養と万全な準備を与える最善策でもある」と訴えている。
初戦では投球時での“癖”も読まれていたと米国内で報じられた山本。5戦目のマウンドが任される場合、紛れもなくシリーズの行方を決定付けるゲームとなるだけに、さまざまな不安要素を抱えながらも今度こそ確かな結果が求められる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ジャッジこそ“No.1” 「守れない」大谷翔平との比較論で米誌編集長が断言する理由「オオタニの貢献は攻撃面だけ」
【関連記事】「韓国でのデビュー戦と似ている」山本由伸 ほろ苦PS初先発 3回5失点KOに米記者からは"悪夢の再現"を指摘する声も