「異例」の策を採用するドジャース先発陣 準備してきた計画で山本由伸も「質の高いローテに変貌している」
同メディアが「型破り」とも評する現在のドジャースの先発ローテーションについて、「開幕前に負傷者が続出し、シーズンが進むにつれてブルペンはさらに疲弊した」と救援陣の登板過多も目立ったとしながらも、現在では「最近のドジャースの優勢に大きく貢献している」と成果を評した。
また、マーク・プライヤー投手コーチのコメントも掲載。「これは開幕直前に策定されたプランではない。ヤマモトの件(契約)がまとまった時点で、フロントオフィスが準備してきた計画であり、それに対応できるように選手層を厚くし、必要なときに選手が最高のパフォーマンスで投げられるようにするためのものだ」として、早くから練られていた構想だったと明かしている。
同メディアは山本について、「徐々にドジャース・ローテーションの質の高いメンバーへと変貌を遂げている」と現在までのパフォーマンスを称えており、チームの計画が結果に結びついているとも論じている。選手のコンディションに細心の注意をはらう首脳陣の盤石のサポートに支えられ、背番号18はここからパフォーマンスをさらに高めていけるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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