ドジャースの地元メディアが”意外”な予想 先発陣の”不安要素”を理由に世界一を疑問視「ハイリスク・ハイリターンの賭けに出た」
その中では今オフ獲得した先発投手がそれぞれ、年間を通じ活躍できるかが未知数であるとして、「チームはポストシーズンに進出するだろう。しかし、昨年と同じように、優勝の可能性がほぼゼロのままプレーオフに突入する可能性もある」と主張しており、「お金の使い方が賢明だったかどうかははっきりしていない」などと綴っている。
同メディアは、山本がメジャー1年目であり、初めて162試合のシーズンを経験することや、グラスノー、パクストンの両投手が故障がちである点などを不安要素と指摘。他にもドジャースで通算46勝を記録しているウォーカー・ビューラーがトミー・ジョン手術からの復帰となることも含め、「ローテーションの再構築において、通常慎重なドジャースのフロントオフィスは、ハイリスク・ハイリターンの賭けに出た」と論じている。
「スタッフは昨年より才能があるが、信頼性は高いか?」と先発陣のシーズンを通しての活躍を疑問視しており、また、「ドジャースがローテーションをアップグレードするために費やした4億7000万ドル強は、基本的に高額宝くじに費やされたものだ」として、今回の補強への見解を示している。
トピックでは他にも投手陣について、「天井は上がったが、底上げにはならなかった」とも記されている。ドジャースは昨季終了後より、ストーブリーグの話題を独占したことは間違いない。だが地元メディアの見解を踏まえると、ある意味では“ギャンブル”に挑むシーズンとなるようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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