ついに帰ってきたぞ、ダルビッシュ有 4回途中降板も“円熟”の5Kに米メディアも評価「戦線に戻すのは当然大きなプラス」

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 まだまだギアを上げていていく過程にある。実際、この日は4四死球と制球は乱れ、計63球と球数を要した。それでも最速95.9マイル(約154.3キロ)を叩き出した4シームをはじめとする“七色の変化球”は切れ味抜群。ダイヤモンドバックス打線に対する空振り率(39%)もまずまずの数値を残した。

 期待を持たせる内容でカムバックしたダルビッシュには、地元メディアも賛辞を寄せる。国内外のあらゆる野球情報を発信している『MLB Trade Rumors』は「ダルビッシュが調子を戻すまでには、あと1、2試合かかるのは不思議ではない。だが、彼ほどの先発投手を戦線に戻すことはパドレスにとって当然大きなプラスとなる」と指摘。ディラン・シーズやマイケル・キングといった核となる投手陣が不安定な状況下で、38歳が復帰する意味を説いている。

 打倒・ドジャースを掲げ、地区優勝とポストシーズン進出を追うパドレス。そんなチームにあってダルビッシュがいかに復調を遂げるかは、シーズン後半戦に待つ正念場を左右するトピックとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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