「李承ヨプに似ている」阿部巨人で注目のトッププロスペクト 球界OBからは「大砲になりうる逸材」とかつての主砲になぞらえる声も
荒巻はルーキーで唯一の1軍キャンプスタートとなった(C)産経新聞社
まもなく2月のキャンプインを迎える。来る2025シーズン、各球団がどんな戦略を練って、目指す頂に到達するのか。そんな中でも昨年リーグ優勝を果たした巨人がどのように春季キャンプで選手を仕上げていくのかも注目となっている。
【どんな選手】ドラ3位荒巻悠が新人唯一の1軍キャンプ抜擢‼︎『阿部監督に教えてもらうとアーチストになれる?』ドラフト3位ルーキー荒巻悠選手について語ります!
オフにはソフトバンクからFAで甲斐拓也を獲得、ほかにも守護神候補のライデル・マルティネス、日米通算200勝まであと3勝に迫る田中将大、5番候補のトレイ・キャベッジなど大型補強を成し遂げた。
また昨年は多くのルーキーが1軍キャンプスタートとなっていたが、今季はドラフト3位の荒巻悠(上武大)のみ。184センチ、93キロと恵まれた体格から繰り出されるパワーあふれる打撃が売り、左の大型スラッガーの期待がかかる荒巻に関して、球界内からも考察の声があがっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は27日に自身のYouTubeチャンネルに「【どんな選手】ドラ3位荒巻悠が新人唯一の1軍キャンプ抜擢!!『阿部監督に教えてもらうとアーチストになれる?』ドラフト3位ルーキー荒巻悠選手について語ります!」と題した動画を更新。荒巻の将来性に独自の見解を語っている
荒巻に関して高木氏は「大砲になりうる逸材だな」と明言。パッと見て想起したのが、かつて巨人で4番を務めていた李承ヨプ(イ・スンヨプ)氏だという。
「なんか似ているなと。体の使い方とか骨格だとか似ていると、そういう構え方、打ち方に自然になっていくんだよね」と高木氏。「昔の李承ヨプに似ているな、(球の)捉え方とか、捉えてからとか。けっこういいもの持っているんじゃないかなと予感めいたものはあるね」と期待を膨らませた。