日米同時の200勝到達もある?!ダルビッシュと田中将大が交わしてきた勝利の軌跡

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球界を代表する投手となったダルビッシュと田中は今季中に200勝を達成できるか(C)Getty Images

 盟友同士、大きな節目を超えることになるのだろうか。パドレス・ダルビッシュ有が5日のドジャース戦に先発し、7回途中2失点の内容で今季2勝目を挙げた。これでNPBで93勝、MLBでは97勝目となり、日米通算190勝に達した。

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 「自分の一人の力ではその数にならない。感謝している」と語った右腕。日米通算200勝は、ご存じの通り名球会入りの基準ともなっている。2000安打して名球会入りした野手は48人いる一方で、投手は250セーブと合わせても17人しか名球会入りしていない。特に近年では投手の分業制が徹底され、大昔のように先発投手に勝ち星が集中しにくくなっている。非常に狭き門ともいえる。

 そのダルビッシュよりも、2勝先をリードしているのが、2学年下にあたる楽天田中将大だ。今季はすでに2勝を挙げ、NPBで114勝、MLBでは78勝で日米通算192勝。日本球界復帰後は勝ち星のペースが鈍っているのは気がかりだが、今季中の200勝到達を一つの目標に掲げている。

「200勝という数字は大きな目標の一つ。今年達成したいなと思います」と思いを包み隠さず口にしている。

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