日米同時の200勝到達もある?!ダルビッシュと田中将大が交わしてきた勝利の軌跡

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 2008年の北京五輪で野球日本代表でともにプレーした2人。ダルビッシュは田中のことを「まさお」と呼び、弟分としてかわいがってきた。もちろん当初はダルビッシュの勝ち星が先行していたのだが、2015年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。全治1年以上の手術を受けて、ダルビッシュは2015年シーズンは全休。復帰は2016年の5月だった。この間にヤンキースのエースとしてフル回転していた田中が通算勝利数で逆転。一時は10勝近いリードを手にしていたが、前述の通り日本球界復帰後は勝利ペースが鈍り、再び両者の立ち位置が拮抗してきている。

 ダルビッシュは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンの精神的支柱として3大会ぶりの世界一に大きく貢献した。田中は選考から漏れたが、代表入りへの強い意欲は何度も口にしており、その理由を問われた際には「ダルビッシュさんが参加するから」とまで答えた。米球界でプレーしていた当時から、連絡は取り続けており、時には技術的なアドバイスなどもお互いに交わすという。

 田中は日本球界で一般的な中6日でのローテーションで先発している。ダルビッシュはメジャーで一般的な中4~5日のローテーション。登板間隔は田中よりも短い。同じようなペースで白星を築いていけば、2人がほぼ同じタイミングで200勝に到達してもおかしくはない。日米にステージが分かれても、未だ輝き続ける両腕。日米球界を長く支えてきた両雄の栄光の瞬間へ、カウントダウンが進んでいく。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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