「38歳とは思えない」大谷翔平を“圧倒” 天王山で異彩を放ったダルビッシュ有に韓国メディアも脱帽「天下の大谷に立ちはだかった」
ドジャース打線を変幻自在の投球で翻弄したダルビッシュ。(C)Getty Images
負けてなお、称賛は止まない。現地時間10月11日に行われたドジャースとのナショナル・リーグ地区シリーズ第5戦に先発登板したダルビッシュ有(パドレス)だ。
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結果的にパドレスは0-2と惜敗。第3戦の2回に一挙6得点したのを最後に24イニング連続無得点という貧打にあえぎ、ポストシーズンから姿を消した。だが、その一戦で異彩を放ったのが、先発の大役を担ったダルビッシュだった。
ドジャース先発の山本由伸。メジャーリーグのポストシーズン史上初となる日本人投手による投げ合いが実現した。そんな歴史的マウンドに「お互いこういう舞台で投げ合えるっていうのは凄く幸せ」と語っていた38歳は、充実感をうかがわせる投球を披露した。
とくに圧巻だったのは、ドジャース打線の核となる大谷翔平の対決だ。第2戦で3打数ノーヒット1三振と抑えていたダルビッシュは、この最終戦でも二刀流スターを翻弄。第1打席にスライダーで空振り三振に切って取ると、6回1死の局面で迎えた3度目の対戦ではカウント1-2から71.4マイル(約115キロ)の緩いカーブでふたたび空振り三振に仕留めた。
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