海外FA・松井裕樹の獲得に慎重な意見も 米メディアが指摘した「懸念材料」とは
松井がWBC球への対応に苦しんだのは記憶に新しい(C)CoCoKARAnext
今季のペナントレース終了後、楽天の松井裕樹は海外FA権を行使してのメジャー挑戦の意思があることを表明した。すでに、シーズン中からも多くのメジャー球団が調査に乗り出していたとも報じられており、ストーブリーグに突入した米球界ではFA市場での獲得候補の1人に挙がっている。
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松井獲得を目指すとする、さまざまな球団名が伝えられてきた一方で、現地時間11月4日(日本時間5日)、カージナルスの情報を発信する『FANSIDED Redbird Rants』は気になる内容のトピックを配信している。
「カージナルスはユウキ・マツイから離れるべきだ」
そう銘打たれている記事は、文字通り、28歳日本人左腕を獲得すべきではないと論じるもの。同メディアは「カージナルスは、楽天でキャリア通算236セーブ、防御率2.40の左腕マツイとの契約に興味を示していると報じられている。2023年、この28歳は防御率1.57、キャリアハイの39セーブを挙げた」とこれまでの実績を綴っている。
多くのアジア人選手との契約を行ってきたと球団の歴史も振り返り「カージナルスが再びその市場に目を向けたのは驚くべきことではない」と述べながらも、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に松井が出場した際に、メジャーのボールへの適応に苦しんだことを「警戒すべき点」と論じている。