またも巨人のドラフト1位がミキハウス入り!社会人チームにウィンウィンをもたらす理由
ミキハウスに新天地を求めた高橋。桜井とともに注目を集めそうだ(C)産経新聞社
積極果敢な補強に、アマ野球ファンのみならず、プロ野球ファンも驚いたことでしょう。
12月2日、今オフ、巨人を戦力外になった高橋優貴が社会人野球のミキハウスに入社することが同社から発表されたのです。
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2018年に八戸学院大からドラフト1位で巨人に入団したサウスポーは、スピードボールを武器にプロ3年目の2021年、ローテに定着して11勝をマーク。左のエース候補として活躍を期待されてきました。
ところが左肘痛にも苦しみ、今季は1軍での登板機会なし。しかし、本人はまだまだやれるという思いを持つ中、都市対抗優勝を目指すミキハウスが白羽の矢を立てたのです。
実はミキハウスにはすでに「巨人のドラフト1位」が入社し、エース級の活躍をしています。2015年のドラフト1位で立命館大から巨人に入団した、桜井俊貴です。2019年には8勝をマークするなど、7年間にわたって「GIANTS」のユニホームで奮闘しました。
スポーツ紙のデスクは解説します。
「桜井は巨人で現役引退後、一度はスカウトとして活動しました。その中で、『再びマウンドに上がりたい』との思いが高まり、縁のあったミキハウスで現役復帰をしたそうです。すると、都市対抗や日本選手権で力投し、チームの屋台骨を支える存在になりました。通常、なかなか社会人野球の大会に記者を派遣することはありませんが、桜井が登板となれば、スポーツ各紙が集結し、紙面やネットの記事になります。やっぱり『元巨人のドラ1』はニュースバリューがありますからね」