千葉ジェッツ富樫勇樹が子供達に勇気を与えるBリーグ3代目MVP
レギュラーシーズンベストファイブには千葉ジェッツの富樫勇樹選手、アルバルク東京の田中大貴選手、シーホース三河の金丸晃輔選手が3年連続3回目の受賞、新潟アルビレックスBBのダバンテ・ガードナー選手、栃木ブレックスの遠藤祐亮選手が初受賞した。
副音声を担当した三人は注目のMVPを、「インパクトでいうとダバンテ・ガードナー選手」(おの)、「富樫勇樹選手」(渡邉)、「富樫選手か田中選手」(田中)と予想。ベスト5の中から最多得票を獲得した千葉ジェッツの富樫勇樹選手がMVPに選ばれた。
富樫選手は「チームメイト、コーチングスタッフ、ブースター、フロントスタッフ、ボランティア、Bリーグに関わるすべての人のおかげで選手全員が思い切りプレーできています。レフリーの方々にはいつも文句ばかり言って申し訳ないのですが、レフリーの方もいつもありがとうございます。(恩師の)中村先生には『バスケ界のカズになれ』という言葉をいただき、高校からアメリカに留学しました。その言葉に少し、ほんの少しだけ近づけたのではないかと思っています。167cmとバスケットでは小さい身長ですが、だからこそ子供たちに勇気や希望を与えられるのではないかと頑張っています。たくさんの人のサポートのおかげでいまの自分があります。いろんな人に感謝の気持ちを忘れず、今後も大好きなバスケットをやっていきたい。この一年ちょっとで今までのバスケット界が経験したことのない大きな大会が2つあります。皆さんと日本一丸で戦い、子供達に日本代表、そしてBリーガーになりたいと言ってもらえるような環境を作るのが選手としての役目だと思っています。これからも努力して子供達のお手本になれるプレーヤーを目指してやっていきます。このMVPは自信になり、今後のモチベーションになります。一緒に日本バスケット界を盛り上げていきましょう」と、喜びを口にした。
それを受けて、おのさんは「泣いちゃいそうになりました。小さい子供達が富樫選手の背中を見てバスケットを頑張っていくんだろうなと思うと、夢と希望が広がりました」と話し、渡邉さんは「レフリーのことから日本一丸まで、日本のことを考えたコメント。思いが伝わるいいコメント」と称賛した。
「BS12 水曜バスケ!」の来シーズンは10月2日からスタートする。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]