2026年は”浪人生活“の可能性も ホーナー発言で窮地に立つ角田裕毅が「F1戦線」に生き残る方法は?

タグ: , , 2024/12/23

当然ながら、来季のRBで好成績を収めることが角田の道を開くだろう(C)Getty Images

 レッドブル入りを逃した角田裕毅は来季を最後にレッドブルの傘から外れる見通しとなった。欧州メディアによると、クリスチャン・ホーナー代表も「ユウキにチャンスをもたらすことができないとしたら、5年間もサポートチーム(レーシングブルズ)に居させるわけにはいかない。”花嫁の付き添い人“を務めさせるわけにもいかない」と語り、ホンダとのパワーユニットの供給契約が満了する来季を最後に「戦力外」とする可能性に言及した。

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 トロロッソ、アルファタウリ、RBとチーム名を変えてきたレーシングブルズは若手選手を育成し、トップチームのレッドブルに送り込むジュニアチームの役割を続けてきた。現王者のマックス・フェルスタッペンも、レッドブルで4連覇したセバスチャン・ベッテルもトロロッソの出身。一方の角田は来季で5年連続5年目のシーズンとなる。過去にはダニール・クビアト、ピエール・ガスリーが5シーズン在籍しているが、途中で一時的にレッドブル昇格を果たしており、角田の下積み歴は陣営では最長となる。

 レッドブルは、解雇されたセルジオ・ペレスの後任にRBで角田のチームメートだったリアム・ローソンをレギュラーに選んだが、2026年からフォードと提携して独自のパワーユニットを開発していくため、ホンダの育成ドライバーを兼ねる角田を26年以降も陣営に残す可能性は非常に薄い。仮に実力を認められてレッドブルのセカンドドライバーとして移籍していれば、話は変わってくるが、このまま2軍選手として終わるのならこのまま置いておくわけにはいかない。

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