「衝撃的とも言える数字」苦しんだ角田裕毅の“平均予選順位”に英メディアが厳しい指摘 マックスとの差は「到底受け入れがたい」
満足なマシンを与えられなかった角田の苦戦は致し方ない一面もあった(C)Getty Images
2025年のF1はシーズン序盤からマクラーレン勢が強さを発揮し、ランド・ノリスが初のワールドチャンピオンの座に輝いた。オスカー・ピアストリもノリスと並ぶ7勝を挙げ、前年に続いてのコンストラクターズタイトル獲得に貢献した。また、5連覇を目指したレッドブルのマックス・フェルスタッペンは王座こそ届かなかったものの、後半戦で猛追をみせ、今季最多となる8つの白星を記録するなど意地をみせた。
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上位では激しいタイトル争いが繰り広げられた一方で、角田裕毅はレーシング・ブルズで開幕を迎え、3戦目よりレッドブルに昇格を果たすも、決勝最高順位が6位(アゼルバイジャンGP)と厳しいリザルトが続いた。さらに2026年はアイザック・ハジャーがレッドブル入りを果たし、角田にはリザーブドライバーへの“降格”が告げられている。
トップチームの一員となり大きな飛躍が期待された角田だったが、終わってみれば2025年は苦難に見舞われるシーズンとなった。さらに、現在も日本人ドライバーへの評価として、海外メディアではシビアな指摘が行われている。
英専門サイト『RacingNews365』が現地時間12月25日、今季の予選平均順位を振り返っており、主なドライバーに対する見解を綴っている。
その中では、タイトルを獲得したノリスが、予選平均でもトップだったとして、「全24戦を通じて、ノリスの平均予選順位は2.96。平均3.0を上回った唯一のドライバーだった」と説明。
2位以下の順位についても、「ピアストリとフェルスタッペンは、それぞれ平均3.04と3.5で、2位と3位に続いた。4位と5位はジョージ・ラッセルとシャルル・ルクレールだったが、いずれもトップ3とは明確な差があった」などと言及する。





