角田裕毅がリザーブ就任へ チャンスを与えなかったレッドブルが翻意した背景とは
角田をリザーブに起用する理由はF1での経験が豊富で、昨年末にアブダビで行った合同テストも初めてステアリングを握るレッドブルのマシンを難なく乗りこなし、適応能力の高さを示したこともあるが、ここに来てフェルスタッペンが来季以降に他チームへの移籍を画策していることが浮き彫りになったことも影響しているという。
フェルスタッペンはホンダと組んだアストンマーティンから巨額のオファーを受けたとされており、仮に移籍されてしまった場合、レッドブルは後任を探さねばならず、戦力ダウンは避けられない。しかも来季からは新レギュレーションとなり、搭載されるパワーユニットもフォードと提携した自社製に。レッドブルのマシンを熟知していないとなかなかポテンシャルを引き出しにくく、角田を“キープ”せざるを得ないという。
角田にとってもアストンマーティンは有力な移籍先ながらフェルスタッペンが加入すれば、レギュラーシートは得られない。レッドブルのリザーブドライバーに関する新たな発表はチームからないものの、正式に決まれば、名誉挽回にはなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】“衝動的”な角田裕毅とハジャーのコンビを「どのように管理するか」 マルコ顧問は「チーム内のデュエルを面白くする」と歓迎
【関連記事】角田裕毅を脅かす「17歳新星」の存在 マルコ顧問も推すリンドブラッド 早期のF1参戦を英メディアが有力視
【関連記事】「ユウキは本当に気の毒だ」ローソンのレッドブル昇格報道に英識者が憤り 角田裕毅を起用して「うまくいかなければリアム昇格もできた」とも






