高校生野手は遊撃手に好素材続出!石塚裕惺は1位入札の可能性もあるか【ドラフト候補を一挙紹介】

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■甲子園組に出ていない選手にも有力遊撃手が多数

 夏の甲子園に出ていない選手の中にも有力な遊撃手が多い。

 齋藤大翔(金沢)は石塚、宇野と引けを取らないスケールを誇り、勝負強い打撃が武器。颯佐心汰(中央学院)はソフトバンクの今宮健太を彷彿させ、小柄ながら運動能力で勝負できる逸材だ。

 今坂幸暉(大院大高)はアグレッシブな守備が持ち味。チームが春季大会で大阪桐蔭、履正社を破って優勝したが、その原動力は今坂だった。森井翔太郎(桐朋)は都内の進学校に現れた素材。夏の初戦にはスカウトが40人集まり、話題を呼んだ。なお、森井は米国の大学進学も視野に入れているそうで、進路選択にも注目したい。

 他のポジションを見ると、モイセエフ・ニキータ(豊川)はパワー抜群の左の大砲。選抜では新基準バットで右翼席に本塁打を放っている。左の強打者でいうと、森駿太(桐光学園)の評価も高い。

 捕手は守備型の龍山暖(エナジック)、打撃型の椎木卿五(横浜)が有力候補。龍山は172cmと上背こそないものの、ソフトバンクの甲斐拓也のような強肩が見もの。椎木は今夏の神奈川県大会決勝でサイクル安打を記録するなど、天性のセンスが光る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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