「アストロズは損をした」菊池雄星の流出でトレード収支はマイナス評価 来季先発陣を危ぶむ声も「ローテーションは脆弱だ」
また、「トレード元のブルージェイズはキクチが再契約しないことを承知で放出し、キクチ自身はアストロズで価値を高めた後に移籍した形となる」などと綴っている他、来季へ向けたアストロズ先発陣にも言及。「アストロズは、近年でのポストシーズン序盤敗退を受け、この冬にコスト削減を余儀なくされる可能性が高い」と見通しながら、「ジャスティン・バーランダーが全盛期を過ぎた現在、アストロズのローテーションはこれまで以上に脆弱だ」として、現状を分析している。
加えて、今季の陣容から日本人左腕を失う形となったことで同メディアは、新戦力候補として3投手を予想。マックス・フリード、ブレイク・スネル、さらに佐々木朗希という、いずれもFA市場で注目を集めるプレーヤーの名前を列挙。その上で同メディアは佐々木に関して、「アストロズにとって、新たな投手陣の柱となり得る存在だ」などと、ルーキーながらも大きな期待を寄せている。
今回の菊池のエンゼルス入りは、古巣の同地区球団への移籍となったことも興味深い。アストロズは今後どのように戦力を整え、来季での菊池との対戦を迎えるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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