「今年は1億いくね」元中日首脳陣も脱帽 日本ハム27歳捕手の活躍を考察 「ベンチも安心して使える」CSファーストSでは本塁打

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郡司は様々な役割を担いながら、チームを支えた(C)産経新聞社

 パ・リーグのCSファイナルSは10月15日からソフトバンクの本拠地・みずほペイペイドームで行われる。

 CSファーストSを2連勝で勝ち上がり勢いに乗る日本ハムは、レギュラーシーズンでも五分の戦いを見せていた王者ソフトバンクにどう挑んでいくのかも見どころとなる。

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 一方、打線ではCSファーストS初戦で郡司裕也に本塁打、第2戦ではフランミル・レイエスが決勝打と打つべき人が打って状態を上げてきている。

 日本ハムの今後の戦いについて球界内からも考察の声が上がっている。
 
 現役時代は日本ハム、阪神で活躍、引退後は阪神、中日でコーチを歴任した片岡篤史氏が10月13日に自身のYouTubeチャンネルに「【CSファースト総評】『小さな差が勝敗を分けた!!』DeNA延長劇的サヨナラ&日本ハム8回土壇場の逆転でCSファイナル進出を決める!!CS2戦を片岡が詳しく解説します!!」と題した動画を更新。セ・パ両リーグのCSファーストSのポイントを独自の目線で語っている。

 日本ハムがオリックスと戦ったCSファーストS初戦に関して、まずは先発した伊藤大海の好投をたたえた。

 伊藤は7回4安打無失点9奪三振とオリックス打線を封じ込めたが、「エースはこの試合勝ってくれというところで勝ってくれる」とさすがの投球を見せたとした。

 1年間チームを支えてきたエースの意地を感じさせたという。「(打者が)まっすぐ待って、三振取れるというのが強い」と分かっていながら打てない直球も強みとした。

 打線では2回一死三塁から万波中正が左前に適時打を放って1点を先制。「彼の思い切りは相手にとって怖い」と今後も勢いに乗れば、短期決戦に必要なラッキーボーイ的な役割も期待できるとした。

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