「正直、あんな勝ち方はしたくなかった」“テニス踏み消し騒動”で批判を浴びたハンガリー人選手が中国選手に謝罪
そうした反響の大きさから事の重大さに気付いたのだろう。トートは現地7月20日に自身のフェイスブックを更新し、「ああいうことがあった試合後にあのような喜び方をすべきでなかったことは自覚しているし、申し訳なく思っています」と謝罪。そして、問題の振る舞いをしてしまった理由も明かした。
「私には、彼女(ジャン・シューアイ)はもちろん、誰かを軽視したり、傷つけたり、狂わせたりする意図はなかった。試合の興奮の中で行動してしまい、自分の感情にとらわれてしまいました。とにかくテニスをすることに集中していました。正直に言えば、あんな勝ち方はしたくなかった」
「私はジャン・シューアイを選手としても、人間としても、本当に尊敬しています。だから、近い将来に彼女とじっくりと話す機会があるなら、あの試合がこのような結果で終わってしまったことが、私にとっても、どれだけ残念なのかを伝えられればと思っています」
動画内では何度も「申し訳ない」と謝罪の言葉を口にしているトート。そんな逸材の言葉をジャンはどう受け取るだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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