乳がんセルフチェックの方法
『入浴前』に鏡のまえで
両腕を下げた姿勢で、乳房や乳頭を観察します。
両腕を高く上げた姿勢で、正面・側面・斜めから乳房を観察します。
乳頭を軽くつまみ、血のような分泌液がないか調べます。
『入浴中』にバスルームで
皮膚の凹凸がよくわかるよう、手に石けんをつけて滑りやすくしておきます。
腕をあげ、乳房の表面に渦巻きを描くようにして、しこりやこぶなどがないか調べます。
指先をそろえてわきの下に差し入れ、リンパ節が腫れていないか確認します。
『おやすみ前』にベッドのうえで
仰向けに横たわります。(肩の下に薄いクッションなどを敷くと調べやすくなります)
腕を下げて、乳房の外側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
わきの下に手を入れ、しこりがないか指の腹で確認します。
毎月1回のチェックを習慣に
普段から乳房の状態を確認していれば、小さな変化が生じたときに気づきやすくなります。
セルフチェックは、閉経前の方は乳房がやわらかくなる月経終了後1週間~10日の間に、閉経後の方は一定の日にちを決めて、毎月1回行いましょう。
乳がんは、左右の乳房ともに「外側の上部」に発生しやすいので、特に注意して調べましょう。
乳がんになる危険性は30歳代後半から40歳代にかけて急増します。
しかし、どの年代にも発症の可能性はあります。
「まだ若いから」「出産・授乳経験があるから」「もう閉経したから」といった理由で安心することはできません。
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。