パッティングはゴルフスコアの約4割!その重要なパターの種類と選び方

タグ: , , 2024/10/26

パターの選び方の基準とポイント

自分が欲しいと思えるパターの種類が大まかに決まったら、次は自分にマッチしたパターを選ぶ作業が必要となります。デザインなお気に入りのメーカなど好みで選んでいくことも大切ですが、どうせならより良いパッティングができるパターを選びたいものですよね。ここからはパターの選び方について考えていくことにしましょう。

試し打ちは必ずしよう
どんなパターを選ぶにしても、試し打ちは必須です。ゴルフショップでは、試打室が設けられている所も多いため、実際に打ってタッチの合うパターを選ぶと良いでしょう。

自分の力と距離感が上手く伝わるパターであるか、まずはその辺から感覚的に選んでみることが大切です。

パッティングレベルに合った大きさを選ぶ
パターには種類ごとに様々な大きさが用意されています。かなり大きめのものから小さくスタイリッシュなものまであり、どれを選んでいいのもか迷ってしまいますよね。

パターの大きさ選びで覚えていて欲しいのが、大きいものほどスイートスポットが広く、ストロークの余計なブレを制御してくれる働きがあること。パターが得意ではない場合、比較的大き目のものを選ぶようにするとスコア上昇につながります。

ただし大きいパターの欠点は、操作性の悪さと繊細な感覚の伝わりにくさです。イメージ通りのパッティングができないと思うのであれば、程よい大きさに抑えると操作性が上がります。

パターの重さを吟味しよう
パターの大きさと比例するのがパターの重さです。大きいものほど重く、小さいものほど軽くなりますが、ピンタイプのパターとマレットタイプのパターでは重量もかなり違ってきます。

パター選びで重さを見ることはかなり重要です。軽いパターと重いパターを比べながら、自分がどちらの方が打ちやすいのか、スムーズにボールを打てるのか、好みを基準に選んでみると良いでしょう。

ただし、ゴルフ場のグリーンの質でもパッティングの感覚は変化することがあります。

高麗芝を用いている場合、芝目の影響が強いため、勢いよく当てることのできるタイプの軽いパットの方が距離感も合わせやすいです。対してペント芝の場合は重めのパターを選んだ方がストロークしやすく、ボールが思ったように転がります。

普段から利用しているゴルフ場のグリーンの芝の特徴を考慮して、パターを選んでみるのも良いでしょう。





グリップの太さ
細目か太目か、パターグリップの太さでパッティングは意外なほど変わります。

細目や一般的な太さのグリップは自分の思い描いたフィーリングが伝わりやすいため、感覚的なパッティングがしやすいグリップと言えます。

反対に太目のグリップは、手首や指先の余計な動きが伝わりにくく、安定したパッティングが実現しやすくなっています。手だけでパッティングしてしまうミスを制御してくれるため、よりパットが決まりやすいパターと言えます。

フェースの硬さとフェースインサート
パター選びではフェースの硬さとフェースインサートも重要です。フェースインサートとはパターのフェース面に埋めこまれたファイバーやプラスチックのこと。これでフェースの硬さが変わってきます。

パターは繊細に扱うものですので、フェース部分の硬さもしっかりチェックしていきましょう。

硬いフェースのパターはフィーリングが伝わりにくいですが、球が転がりやすく距離に物足りなさを感じる方には向いています。柔らかいフェースはストロークがスムーズに出せますので、距離感が伝わりやすいですが、パッティングがショートになってしまうことも。自分のパッティング傾向と照らし合わせて選びましょう。

また、普段使用しているボールの硬さにも着目してみましょう。柔らかいボールを使用している場合には、さほど差はありませんが、硬めのボールを使っている場合には、柔らかいフェースを選んだ方がマッチ度が上がると言われています。

硬めのボールは転がりやすいため、そこでさらに硬いフェースのパターを選んでしまうとパッティングがオーバー傾向になってしまうためです。ボールの硬さにも着目してパターを選んでみてください。

フェースバランスにも注目
フェースバランスとは、パターの中央付近に指を置いたり、パターを机に置いてフェースだけを外側に出したりした時に見られるフェース傾きの角度のことです。

この時フェースが真上を向くものをフェースバランスタイプ、フェースが傾いてしまうものをノンフェースバランスタイプと呼んでいます。

フェースバランスタイプはまっすぐ引いてまっすぐ打つタイプのパターとなるため、初心者にも扱いやすいですが、ノンフェースバランスタイプは弧を描くようなパッティングが必要となってくるため、繊細な感覚は伝わりやすい反面、高度なパッティング技術が必要となります。

パッティングにイマイチ自信が持てないのであれば、パッティングが比較的優しいフェースバランスタイプを選んでみると良いでしょう。

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