【ゴルフ】足首を負傷したままのラウンドでベストに近いスコアだった!その理由とは?
今回は、「足首を負傷したままラウンドをしたら好スコアだった!原因は?」をテーマに書いていきます。
これも実際僕が体感した出来事でして、まぁタイトル通りなんですが、左足首を怪我したにも関わらず、スコアが良かったんです。
その理由となぜ好スコアで回れたのか?
両方の側面で説明していきたいと思います。
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朝の練習場で左足首を負傷!歩くだけで痛い
ラウンド当日、ゴルフ場の練習場からコースへと向かう最中に足を捻挫しました。段差に気付かず、足を踏み外いたのですが、これが結構な痛みでした。
しかしもうコースにいるので、いつまでも痛がっていても始まらない。
足を引きずりながら1番ティーへと向かいました。
2、3ホールは問題なく回れましたが、ジリジリと痛みが増している。「やばい、もうこれ気の所為じゃない。確実に痛い。絶対腫れてる…。」
とは言え、ゴルフは始まったばかりで引き返す事も同伴者に迷惑が掛かるし、何より足首の捻挫位で止めたくない。ベストスコアは狙えなくても、どんなにスコアが悪くても18ホール回りたい。
痛みに不安はあるけど、完走する事を決意しました。
何とか左足をカバーしながら打つ。負担を減らせば歩けない訳じゃないので18ホール回れるはず。
左足を庇いながらのラウンド
とにかく左足に負担は掛けられない。いつもならフィニッシュで左足に体重が乗りますが、そんな事をしたら負担が多く掛かる。
フィニッシュは取らずにインパクトで終わるスイング。加えて大きくバックスイングを取るのも止めて、3クウォーターで抑える。体重移動の少ないスイングを心掛けました。
飛距離が出ないので方向性重視にして、狙いは「カート道」方面。なぜならカートから逆の方向に球が飛べばその分歩かなければならないから。
そもそもトラブルショットは危険です。
左足下がりのライになれば、左足首の負担は計り知れない。
落とし所を意識して、パーオンを無理し狙わず、セカンド次第でティーショットもアイアンにしました。
フィニッシュは右足に体重が残る明治の大砲スタイル
ドライバーに関しては、どんなに抑えてもどうしても体重移動が多くなる。抑えて打とうと考えてもフィニッシュを取るしかなく、仕方なくフィニッシュでは右足に体重を残す事に。
そうなると、「明治の大砲スタイル」になります。打ち終わりに右足に体重が残って後ずさるスイング。
※明治の大砲とは?
打ち終わりに体重が右足に残りよろけてしまう様。明治時代に使われていた大砲に似てる事からゴルフの世界で使われるようになった言葉と言われています。上記画像のようなフィニッシュ。
実戦で初めて行うスイング。想像しただけで、
1.ダフる
2.チーピン、フック系が出る
という不安材料が浮かぶ。このスイングは泥船…絶対に沈む。
とは言え、左足を無傷にするなら必要不可欠です。
付け焼き刃なスイングで挑戦する事になりました。
ショットがバシバシ決まる理由
アイアンはとにかく体重移動の少ないコンパクトなスイング。ドライバーは明治の大砲。この2つで心は決まりました。
無理にパーオンを期待せず、セカンドでグリーン周りに行けば良しとしました。ウエッジならそこまで左足首に影響はないのでボギーオンでも良しとする、拾うゴルフをイメージ。
この2つの決め事がなぜか功を奏し、全然崩れない。
ドライバーもフェアウェイを捕らえ続け、アイアンもバシバシ決まる。
インパクトの感触も悪くない。球も曲がらないし、いよいよ理解不能になりました。
自分のスイングよりこんな即席のスイングの方が合っているのか?結局ベストまで行かないけど、かなりの好スコアで18ホール回る事が出来ました。
お風呂に入りながら、帰りの車の中で一日を振り返りました。なぜあんな良いゴルフが出来たのか?それにはやはり理由がありました。