「なんとなく体がだるい…」今こそ気を付けたい!季節の変わり目に陥りやすい「寒暖差疲労」を乗り切るには

タグ: , 2025/2/28

 季節の変わり目、体調の変化を感じていませんか? 今の季節の朝夕の温度差は、寒暖差疲労を引き起こしやすい環境です。そこで今回は、寒暖差疲労の症状の特徴と、寒暖差疲労を乗り切るための対策方法を併せてご紹介します。

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1.寒暖差疲労とは

寒暖差疲労とは、気温変化によって生じるからだの不調のことです。最近は春かと思うほど温かい日があるかと思えば、翌日は一気に冬に逆戻りなど、まだまだ寒暖差が大きい時期といえます。三寒四温というように、まずは、寒暖差疲労の症状と、注意すべき気温差についてご紹介します。

1-1.寒暖差疲労の症状
寒暖差疲労の主な症状は、疲労感、倦怠感、だるさなどです。寒暖差により自律神経が乱れることで、体内の温度調整機能も低下し、うまくコントロールできなくなります。頻繁に自律神経が働くことで、徐々に疲労がたまっていき、それが疲労の原因に。

また、疲労感以外にも、頭痛や肩凝り、睡眠の質の低下、食欲不振、手足の冷えやむくみ、気分の落ち込みといった、さまざまな不調がみられます。

1-2.気温差7℃以上の日は注意
気温差が7℃以上の環境だと寒暖差疲労による不調が起こりやすいので注意しましょう。ここでいう気温差とは、1日の最高気温、最低気温だけでなく、前日との気温差や、室内外の温度差も指します。エアコンや暖房の使いすぎも、寒暖差疲労の原因になるのです。

2.寒暖差疲労を乗り切る対策法

ここからは、寒暖差疲労の対策方法を4つご紹介します。

2-1.体温調節しやすい服装を選ぶ
気温の変動は自律神経にとって大きな負担になります。自律神経に負担をかけないように、服装はできるだけ脱ぎ着しやすいものを選ぶといいでしょう。あまり着込みすぎると日中はかえってのぼせてしまうこともあるので、暑いと感じたらすぐに脱げるような服装を心がけるのがおすすめです。

2-2.お風呂に浸かる
寒暖差が激しいと、からだが冷えたりのぼせたりを繰り返し、疲労が蓄積していきます。こうした疲労は、温かいお風呂に浸かってしっかりリセットしましょう。さらに自律神経が副交感神経優位な状態へと切り替わることで、心身がリラックスし、スムーズな入眠につながります。

2-3.腸内環境を整える
腸内環境を整えることで、免疫力を高めて、寒暖差疲労による体調不良に備えましょう。食物繊維が豊富なゴボウやレンコンなどの根菜類や、善玉菌を増やすヨーグルトなどの発酵食品がとくにおすすめです。

2-4.漢方薬を活用する
寒暖差疲労の対処には、根本改善が期待できる漢方薬の使用もおすすめです。漢方薬は、植物や鉱物といった自然由来の生薬で構成されていて、一般的に西洋薬よりも副作用リスクが低いといわれています。

寒暖差疲労には、「イライラを鎮める」「気分の落ち込みを緩和する」「血流をよくして自律神経の乱れを整える」「消化・吸収機能を改善してからだの内側から心を元気にする」といった作用を期待できる生薬を含む漢方薬を選びましょう。

・加味逍遙散(かみしょうようさん):血流やエネルギーの巡りをよくして、乱れた寒熱のバランスを整え、疲れやすくイライラするときや、気分が不安定で眠れないときにも用いられます。

・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう):精神の興奮を落ち着かせ、ストレスを緩和し、疲れやすくて不眠やイライラが気になる人の不調を改善します。

漢方薬は体質との相性が重要なので、医師や薬剤師に体質に合った漢方薬を提案してもらいましょう。最近は、オンライン型漢方薬サービスの「あんしん漢方」も人気です。体質診断、漢方薬の提案、アフターフォローまでスマホ1台で気軽に利用できます。



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