知るほど飲みたくなる?!豆乳の健康効果
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
健康志向から、豆乳を飲んでいる方は多いのではないでしょうか。
豆乳は大豆が原料で、豆腐に固める前の状態のものをいいます。
大豆をすりつぶして液体を絞り、汁と「かす」に分けます。汁が豆乳で、かすはおからです。
そのため、豆乳には食物繊維はほとんど含まれませんが、吸収されやすい状態になっていると考えられます。
豆乳にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
豆乳に含まれる栄養素
大豆タンパク質
最初に注目すべきはやはり植物性の大豆タンパク質です。
大豆には植物性タンパク質が30%程度含まれており、そのほとんどが水溶性のため、豆乳に残っています。
レシチン
レシチンは卵黄にも含まれている成分で、血管の健康を保ち、脳の情報伝達をスムーズにし、記憶力や集中力にも影響するのではないかと考えられています。
大豆イソフラボン
女性ホルモンの代表であるエストロゲンに似た構造をしていることで注目されています。加齢に伴い減少する女性ホルモンの代替ホルモンとして、骨の健康維持にも期待されています。
サポニン
サポニンは植物の根や葉、茎などに含まれる成分です。大豆にはサポニンが豊富に含まれています。中性脂肪の吸収を抑えることも期待されています。
オリゴ糖
大豆由来のオリゴ糖は大腸でビフィズス菌や乳酸菌のエサとなり、これら善玉菌を増やし、腸内環境を整えるサポートになると言われています。
その他ビタミン
その他にビタミンB群、ビタミンEが含まれています。