「エンパス」ってどんな人?
エンパスの困りごと
エネルギー的に「自分」という境界線が曖昧なエンパスは、自然と周囲の人や土地、ときには動物や植物に自然に同調してしまうため、その能力がときに「生きづらさ」となってしまいます。
情報や強い刺激に溢れた現代社会は、エンパスやHSPなどの人一倍敏感な人にとっては、本人に自覚がなくても大きなストレスを日々抱えることを余儀なくされる環境とも言えるでしょう。
エンパスが現代社会で直面する典型的な悩みには、以下のようなものがあると考えられます。
・多くの人がいるような場所で、頭痛や吐き気など体調を崩しやすい
・周囲のネガテイブなエネルギーをもらったり、逆に自分のエネルギーを吸い取られやすく疲弊しやすい
・相手の気持ちを察するがゆえに、自分の本音や本当の感情を抑圧してしまう
・人に合わせて生きているうちに、「自分らしさ」がわからなくなる
・調和を乱すことや嫌われることを怖れて、自分を犠牲にしがち
・親子関係やパートナーシップなどの深い関係では、自分を保つことに苦労する
まとめ
「自分がエンパスだとわかって、ラクになりました」
ブログを読んだりセッションでお会いした方などから、こういったメッセージをもらうことがあります。
エンパスは単なる一つの個性ですが、自分のエンパス的な性質をちゃんと認識していれば、不要に他者から影響を受けることを避けられたり、人とは違う自分の感覚を信頼して、それを活かすこともしやすくなっていくと思います。
もっとも大事なことは「自分は自分のままでいい」という自然な感覚で生きられることです。
エンパス的な傾向を持つ人は日本人に特に多く、5人に1人以上の割合でいるとも言われます。
何も言わなくても相手の気持ちがわかったり、周囲との調和をはかることに長けたエンパスが、その能力に翻弄されるのではなく、自分と大切な人のためにその能力を活かせるようになることで、社会全体にも癒しと調和のエネルギーを少しずつでも増やしていくことができるのかもしれません。
[文:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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