【コロナ感染記】六本木の夜の店で働く人がコロナ陽性になったリアル ~発熱から入院まで編~
自宅待機中に感じた恐怖「死ぬかも・・・」
Aさんは異変を感じてからPCR検査を受けるまで一週間弱かかったが、その間の様子や心境をまとめた。
<症状>※個人差があります
・ いわゆる軽症の部類で、普通に会話はできる。
・ 1回だけ38度台まで上がったが、それ以外はずっと37度台の微熱が長く続いている。
・ 味覚と嗅覚がなくなり、食欲もなくなる。
・ 目の奥がズキズキするような頭の痛みがあった。
<自宅待機中の様子>
・ 都内の実家住まいのため、自分の部屋に隔離。
・ トイレ、お風呂以外は部屋から出ない。
・ 食事は母親や妹が部屋の前まで持ってきてくれる。
・ 家族も濃厚接触者なので、自宅待機。
・ ネットで検索して、新型コロナ感染症の情報を見ていた。
<心境>
・ 発症前は漠然と、「自分はかからないだろう」と思っていた。
・ 症状が出てからは、「迷惑をかけるかも」と焦った。
・ 自宅待機中に新型コロナ感染症について調べた。感染者のブログやニュースを読んで、急に症状が悪くなる人もいると知って、「自分も死ぬかも・・・」と怖くなった。
・ 働いていた環境に新型コロナ感染者や濃厚接触者はいなかったので、感染経路はわからない。
・ 飲みに行ったりなどはしていないので、通勤や普段の生活の中で感染した可能性も考えられる。
・ 味覚や嗅覚がなかった時は精神的にも辛かった。何を食べても味がしないので、食に対する楽しみがなくなり、食欲がなくなる。1週間弱で3、4キロ痩せた。
・ 症状が続く期間が長い。自分は軽症だが、軽症の中でも症状には個人差がある。
最後にAさんは、「周りに感染している人がいなかったので、本当にまさか自分が…という気持ちでした。今はどこで感染しても、また感染させてもおかしくない状況だと思います。自分だけは大丈夫、ということは絶対にない」と、警鐘を鳴らした。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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