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元DeNA・林 2軍で消える選手が多い中、「考える力」で1軍にはいあがった選手とは

タグ: , 2018/3/19

底抜けに明るいムードメーカーも気持ちの浮き沈みが激しかった。


 みなさん、こんにちは。元DeNAの林昌範です。連載7回目の今回は球界を代表する選手に成長してほしい期待を込めて、桑原将志外野手を取り上げさせて頂きます。

 クワ(桑原)は11年ドラフト4位で入団してきました。パンチ力があって足も速い。身体能力は当時から眼を見張るものがありました。明るい性格で周りからも愛されるキャラクター。ただ正直、一軍で活躍するイメージはわきませんでした。当時は内野手で投手から見て安心して見られる守備ではなかったこと、気持ちの浮き沈みが激しくグラウンドでの存在感が薄いと感じました。

 ただ「考える力」がありました。一軍から二軍に落ちると、気持ちが切れてしまう選手と経験を糧に修正に取り組む選手に分かれます。彼は後者でした。自分の足りないところがわかったのでしょう。15年に一軍を経験した後に黙々と二軍で練習する姿を見て、「こいつ雰囲気変わったな」と感じました。翌16年は不動のリードオフマンに成長。結果に一喜一憂せず、顔も精悍になりました。

 クワは左目の眉間に近いところにほくろがありました。15年のシーズン中に「何か変わるためにもほくろとったら?」と冗談で言ったら、「えー、とるんですか」と渋っていました。でもその年のオフにほくろを切除。「え?とったの?」と聞いたら、「林さんが取れって言ったじゃないですか!」と突っ込まれました。今振り返れば、クワ自身も何か変わりたかったんじゃないかと思います。

 10日の日本ハムーDeNA戦で鎌ヶ谷スタジアムに挨拶に行きました。オープン戦でクワは打撃の調子が上がらずどんな様子かと気にしていたら、満面の笑みで挨拶に来てくれました。自分のやってきたことに自信があるのでしょう。風格が漂ってました。他球団のマークも厳しくなると思いますが、この壁を乗り越えればさらに良い選手になると思います。今年もリードオフマンでチームを盛り上げて欲しいですね。


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]

林 昌範(はやし・まさのり)

1983年9月19日、千葉県船橋市生まれの34歳。市立船橋高から01年ドラフト7巡目で巨人入団。06年には自身最多の62試合に登板するなど主に救援で活躍。08年オフにトレードで日本ハムへ移籍した。11年に退団し、12年からDeNAに加入。昨オフに戦力外通告を受けて現役引退した。通算成績は421試合で22勝26敗22セーブ99ホールド、防御率3・49。186センチ、80キロ。左投左打。家族はフリーアナウンサーの京子夫人と1男1女。

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