「風通しはいいよね」なぜ橋上監督代行の巨人は強いのか 球界OBの考察 交流戦勝率7割 松本剛ブレイクのきっかけにも言及「彼に任せとけばうまくいくかなと思う」
コーチ陣の意見を聞きながら柔軟にチームを前に進めている(C)産経新聞社
巨人が粘り強く戦っている。6月7日のロッテ戦(東京ドーム)は延長12回を戦い2-2の引き分け。
先発の西舘勇陽は7回6安打7奪三振1失点と試合を作り、交流戦好調な松本剛がマルチ安打、一時勝ち越しのタイムリーを記録と今後も期待が持てる内容となった。
【巨人徹底検証】阿部監督の後任を受けた『橋上監督』一体どんな野球なのか?高木が現地で感じた違いは??豊の目線で徹底解剖します!
何より交流戦から指揮を執る橋上秀樹監督代行となってからは12試合を戦い、7勝3敗2分けの勝率7割と善戦している。
阿部慎之助前監督から橋上監督代行となり何が変わったのか、球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は6月6日までに自身のYouTubeチャンネルに「【巨人徹底検証】阿部監督の後任を受けた『橋上監督』一体どんな野球なのか?高木が現地で感じた違いは??豊の目線で徹底解剖します!」と題した動画を更新。新体制となった巨人に独自の見解を語っている。
高木氏はまず橋上監督代行に関して、現場でも実際に話を聞いてきたとした上で「野球を深く勉強してきた人」として楽天時代には野村克也監督の下でヘッドコーチを務めるなど、しっかりした野球観を持っており「人格的にもしっかりした人間だな」と以前から感じてきたとした。
その上で現在のチーム状況に関しては巨人は歴代、生え抜きで偉大な功績を残してきた監督が務めてきた中で「それとはちょっと風向きが違って、風通しはいいよね」と指摘。
理由としてはこれまでは各コーチがヘッド格の橋上氏に意見をあげて、監督の判断をあおぐという形だったのが、今回の体制となったことで「上がいないから全部、橋上監督代行に(意見が)集まる」「また(コーチ陣も)言いやすくなった 決定権がある人間に直接言えるから」とチーム内の風通しの良さにもつながっていると考察。
実際にその点を強く感じたのは、交流戦2カード目となった敵地エスコンFで行われた日本ハム3連戦だったとした。
初戦の5月29日の試合では井上温大が先発。5回2失点と試合を作り6回から継投に入った。この場面、高木氏は「6回から(継投は)早いな」と感じたとしたが、6回はクリーンアップから始まる打順だった。
7回から田中瑛斗、大勢、守護神のライデル・マルティネスと予想していたというが、実際は6回に前倒しで田中を投入と勝負に出た。
すると田中は3番から始まる打順で主砲のフランミル・レイエスをショートゴロ、5番の万波中正を見逃し三振に抑えるなど完璧なピッチングを披露。
翌日に現地で監督代行に意図を聞きにいったところ「色々な意見が出てきて、抜粋してああいう形になった」と話したという。







