「トップ5にいないのは変」大谷翔平の“MLB9位”に異論! 米放送局の独自ランクに疑問の声「アメリカ人じゃないからだ」
ドジャースで日々話題を生み出している大谷。彼を含めたMLBランクの行方は波紋を呼んだ。(C)Getty Images
鵜の目鷹の目の識者によって厳選されたランキングに異論が噴出した。
話題となったのは、現地時間3月11日に米スポーツ専門局『EPSN』が発表した「2024年のMLB選手トップ100ランキング」だ。レギュラーシーズンの開幕が間近に迫るなかで、同局の記者とアナリスト6人が独自の視点から選出したものだ。
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栄えある1位に選ばれたのは、昨シーズンにナショナル・リーグMVPとなったロナルド・アクーニャJr.だ。史上初となる「シーズン40本塁打以上&70盗塁」の偉業をやってのけた26歳を同局は、「彼はそのキャリアでまだまだ良くなる可能性がある」と指摘し、期待値込みのチョイスであるとした。
一方、一部で不満の声が相次いだのは、昨年12月にドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)の超巨額契約を締結した大谷翔平の順位だ。今シーズンは右肘に執行した手術からのリハビリ影響で打者専任となる二刀流スターは、トップ10にこそ入ったものの、9位と比較的低いランクとなったのである。
同局は「7億ドルの大スターが、打撃面のパワーとアプローチの両方で新しいチームメイトとコーチを驚かせるのに、ワークアウトのわずか1週間ほどしかかからなかった」と一大センセーションを巻き起こしている現状をリポート。そのうえで、「オオタニが3度目のMVPを獲得することはないだろうが、2年連続で打率3割を超え、キャリアハイの120打点を記録すれば、3度目のシルバースラッガーも獲得できる。50本塁打も夢ではない」と期待を寄せた。