「いよいよ、つかんだ?」燕の希望 直近2試合、7打数7安打と無双状態 「安打製造機」の存在とは
長岡は2番打者として存在感を示している(C)産経新聞社
ヤクルトは5月12日に行われた巨人戦(神宮)に3-1と勝利。リーグ首位打者のドミンゴ・サンタナの決勝タイムリーで試合を決めてみせた。
これぞ頼れる助っ人だ。1-1で迎えた第4打席、二死一、三塁のチャンスに相手3番手・平内龍太の外角低めの直球をしっかり捉えて、右前適時打をマーク。1点ビハインドの6回にも先発・高橋礼から5号ソロを左翼席に叩き込んだのに続き、4打数2安打2打点としっかり主軸の役割を果たした。
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またこのカードで存在感を示したのはこの試合に「2番・遊撃」で先発出場した長岡秀樹にもあった。
前日は1本塁打を含む3安打、この日は4安打と打ちまくった。12日の試合では2-1とリードした9回二死一、二塁の場面でもライトへ適時打をマーク、ダメ押しの3点目を奪った。直近2試合は「7打数7安打」と”無双状態”となっている。
巨人3連戦の打率は10打数8安打の打率8割と脅威の勢いを示している。
いよいよ本格覚醒が期待される高卒5年目のヤングスワローズに関してはネット上でも「いよいよ、つかんだ?」「楽しみすぎる!」など、成長を期待する声があふれた。長岡といえば、リーグ連覇を達成したときに頭角を現し、今や遊撃レギュラーをつかんでいるが昨年も打率.227と課題は打撃の上積みとされていた。
しかし今季は巨人3連戦でも見られたように、強く振りすぎることなくコースに逆らわず、逆方向へも打球が飛ばせるようになったことで、安打が増えてきた。