吉田正尚、“復調の兆し”が見える確信弾! OPSも.706まで浮上して本拠地も熱狂
相手左腕の直球を粉砕した吉田。(C)Getty Images
吉田正尚(レッドソックス)に復調の兆しが見えてきた。
現地時間7月11日、本拠地で行われたアスレチックス戦で吉田は「6番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席に5試合ぶりとなる4号2ランを放った。
【動画】吉田正尚、内角高めの直球を粉砕! 本拠地熱狂の確信弾
5月1日(現地時間)に左手親指の付け根を痛めた吉田は、渡米2年目で初めての負傷者リスト入り。そして、先月11日に約1か月半ぶりに戦線復帰を果たしてから9試合で打率.118(34打数4安打)と低調さが目立っていたが、ここにきて調子を上げてきていた。
この日もバットは快音を響かせた。初回に2死満塁の絶好機で相手先発ルイス・メディナの内角への4シームに振り負けずに2点適時打を放っていた背番号7は、無死1塁で迎えた6回の第3打席に右中間への本塁打を記録。相手左腕カイル・ミュラーが投じた内角高めへの92.3マイル(約148.5キロ)の4シームを巧みに捌き、本人も確信めいた表情で打球を見送る一発となった。
直近6試合で7打点目として、今季のOPSも.706にまで回復。一時はトレードによる放出候補として現地メディアでも囁かれたが、その調子は確実に上向いてきている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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