「お互いに刺激し合っている」ド軍投手陣”予想外”の展開に「完全なチームワークの賜物」指揮官も絶賛したPS史上最長タイ記録
フラハティが先発で好投。ドジャースがPSでの連続無失点最長記録に並んだ(C)Getty Images
ドジャースが現地時間10月13日(日本時間14日)、本拠地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦を戦い、9‐0で快勝した。
圧巻なのは投手陣。ポストシーズンは地区シリーズ第4戦から3試合連続完封勝利となる33イニング連続無失点の記録を達成し、『MLB公式サイト』のサラ・ラングス記者は自身のXで、1966年オリオールズと並び「史上最長記録に並んだ」と投稿した。
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米メディア『MLB.com』も記事の中で「1966年のオリオールズは、後に殿堂入りを果たす20歳のジム・パーマーを擁し、1966年のワールドシリーズ第1戦から第4戦まで33イニングを無失点に抑えた」とし、「今回のドジャースは、パドレスとのNLDS第4戦と第5戦に始まり、メッツとのNLCS開幕戦に至るまで、3試合連続完封勝利を収め、L.A.の記録を塗り替えた」と伝えている。
ドジャースはポストシーズン出場を決めたものの、投手陣は不安視されていた部分だった。それが、いい意味で予想を裏切る展開となっている。
同メディアはこの日先発し、7回2安打無失点と好投したジャック・フラハティのコメントを紹介。フラハティは「自分の後から入ってくる選手が、自分の背中を支えてくれることがわかっている。だから、チーム全体が今、お互いに刺激し合っているように感じているんだ」と、先発陣とリリーフ陣の絆を感じさせるコメントを残している。