井上尚弥への“冴えない発言”は「本心だ」 豪無敗戦士グッドマンがドヘニー戦後の挑発言動への真意を告白
グッドマンの言葉に、険しい表情を浮かべる井上。(C)Lemino/SECOND CAREER
「イノウエが一方的だが、冴えない。物足りない。ちょっと変な終わり方だったな」
井上尚弥(大橋)に対する挑発とも取れる発言がふたたびクローズアップされた。
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10月24日、ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上が、都内で会見を実施。来る12月24日に東京・有明アリーナでWBO&IBF世界同級1位のサム・グッドマン(豪州)と4団体防衛戦を行なうと発表した。
会見でも小さくない話題となったのは、冒頭の発言は、他でもないグッドマンによるものだった。
去る9月3日に行われた元IBF世界同級王者のテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)戦で井上は7回TKO勝ち。文字通りの快勝を収めたのだが、相手が前半から消極的と捉えられても仕方ない守勢を貫いたこともあり、一部のメディアでは「物足りない」という声が相次いだ。
それに乗っかったのが、グッドマンだった。試合後に自身が所属する豪プロモーション会社『No Limit』のYouTubeチャンネルでドヘニー戦を観戦する様子を公開した26歳は、レフェリーが試合続行不能と判断してTKOを宣言した瞬間に「TJ(ドヘニーの愛称)はところどころで試合を乱して、ちょっとしたチャンスは作ったけど、一方的だったな」と総括。そして、こう続けていた。