「彼はヤンキースの恥だ」凡ミスで敗戦の責任を背負うジャッジ 地元ファンからも辛辣な声「キャプテン剥奪、メッツにトレード」

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ジャッジは今回の痛恨のミスを忘れることはないだろう(C)Getty Images

 ヤンキースのアーロン・ジャッジにとって、初めて出場したワールドシリーズは極めて苦い経験となってしまった。

 宿敵ドジャースを相手に、世界一を懸けて挑んだ2024年の最終決戦。ジャッジは地区シリーズから続く打撃不振に苦しみながらも、3連敗で迎えた第4戦では初打点をマークしチームの白星に貢献。さらに第5戦で待望のシリーズ初本塁打で先制点をもたらした。また4回表にはフレディ・フリーマンが放った大飛球をセンターフェンス際でジャンプしてキャッチし、守備でもビッグプレーを披露しチームに勢いに乗せた。

【動画】平凡なフライを落球 ジャッジの痛恨過ぎたエラーをチェック

 しかし、続く5回の守備でヤンキースが3つのミスを犯してしまい、5-0からドジャースに一挙5点を奪われる。そのきっかけの一つがジャッジのエラーだった。無死ランナー一塁から、トミー・エドマンのセンターへの平凡なフライを落球。この失策がランナーを溜めるきっかけとなり、その後も内野陣で凡プレーが重なり、ヤンキースは崩れるように大量点を許した。

 その後は一進一退の攻防が展開されるも、最後は6-7でドジャースに押し切られ、痛恨の逆転負け。ヤンキースは悲願ともいえる2009年以来の世界一を逃すこととなった。

 そして敗退決定直後より、チームの中心選手であるジャッジは厳しい批判の声にさらされている。米メディア『Sports Illustrated』では試合翌日、「この敗北は、ヤンキースのスター選手であるアーロン・ジャッジにとって特に重くのしかかるだろう」と報じた。その上で、「彼はフォールクラシックでの苦しい戦いの末、5回に飛球を落とす致命的なエラーを犯し、それが試合の流れを変え、ヤンキースの敗退へとつながった」と断じている。

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