「ショックだった」32歳左腕が“失意”からド軍と契約 予期せぬ対応に「驚いたよ」世界一軍団へ移籍の背景

スネルがドジャース移籍の裏側を明かした(C)Getty Images
ドジャースの先発ローテの中心として期待される左腕のブレイク・スネルが、ジャイアンツからFA移籍してきた裏側を明かしている。
スネルは昨季8月2日のレッズ戦でノーヒットノーランを達成するなど、5勝3敗、防御率3.12の成績を残した。24年シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使してFAとなり、5年総額1億8200万ドル(約273億円)でドジャースと契約した。
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移籍を決断したスネルだったが、その背景にあったのは古巣の無反応だった。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、日刊紙『San Francisco Chronicle』でスネルが語ったコメントを紹介。スネルは「ジャイアンツは私に話さえなかった」と述べ、「驚いたよ。彼らは私のことを気にかけてくれていると思っていたのに」と、当時は失意の中にいたことを激白した。
「ボブ(メルビン監督)は私のことをすごく気に入ってくれていたと思うし、ローガン(ウェブ)とチャッピー(マット・チャップマンの愛称)とも本当に仲がいい。だからショックだった。すぐに追いかけてくれると思ったんだ。本当に好きな場所だし、幸せだった。でも、彼らは私に何も言ってこなかったんだ」と、ジャイアンツのチームメイトからの予期せぬ対応につらさを感じたようだ。