驚異の「1.22」で山本由伸を抜きリーグトップに…6回好投の千賀滉大を指揮官が絶賛「感銘を受けた。信じられないフォークを投げている」
千賀のお化けフォークが冴えわたった(C)Getty Images
快投が止まらない。
現地時間5月13日(日本時間14日)、メッツの千賀滉大は、本拠地パイレーツ戦に先発登板し、6回途中6安打1失点、7奪三振、2四球と好投。勝敗こそつかなかったが、要所を締める投球で2-1のチーム勝利に貢献した。また、これで規定投球回にも再び到達。防御率1.22でドジャースの山本由伸を抜き、リーグトップに浮上している。
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三者凡退の立ち上がりから一転、2回から5回までピンチの連続で毎回三塁に走者を置かれた千賀。しかし、そのたびに伝家の宝刀「お化けフォーク」で窮地を切り抜けていく。6回は、打球が三塁手のグラブをすり抜ける不運な二塁打などで、2死二、三塁のピンチを招き、ここでお役御免に。2番手リード・ギャレットの連続四球で5勝目の権利が消滅した。
試合後、メッツを率いるカルロス・メンドーサ監督は、千賀の好投ぶりを絶賛。ニューヨークの地元放送局『SNY』が会見映像を公開しており、その中で指揮官は、「本当に感銘を受けた。信じられないフォークボールを投げている。速球にも勢いがあり、97、98マイル(約156.1〜157.7キロ)の球速が出ていた」と振り返っている。
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