大谷翔平を抜く24号も「まだ絶好調だとは感じない」 ヤ軍監督が語るジャッジの“凄み” 本領発揮なら「もっと恐ろしいことになる」
今のジャッジを抑えられる投手はいるのだろうか(C)Getty Images
バットの勢いが止まらない。
現地時間6月10日(日本時間11日)、ヤンキースのアーロン・ジャッジは、敵地ロイヤルズ戦に「3番・DH」で先発出場し、2試合連発の24号2ランを含む5打数2安打3打点と活躍。本塁打ランキングでドジャースの大谷翔平(23発)を抜き、マリナーズのカル・ローリー(26発)に次ぐメジャー単独2位へ浮上している。
ブロンクスの怪物がカウフマンスタジアムをどよめかせたのは、初回1死一塁の第1打席だ。ロイヤルズの先発左腕ノア・キャメロンと対峙すると、カウント2-0から投じられた内角へのフォーシームを強振。打球速度117.9マイル(約189.7キロ)、飛距離469フィート(約143メートル)を計測する特大アーチが左翼席後方に消えていった。
今季ここまで打率.396、24本塁打、58打点、OPS1.267という成績のジャッジに、ヤンキースを率いるアーロン・ブーン監督は賛辞を惜しまない。地元放送局『YES Network』が試合後の取材映像を公開しており、その中で指揮官は、「彼だけ違うリーグでプレーしているようだ」と、その傑出した才能を絶賛している。
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