「ツノダは決断を迫られる」角田裕毅のF1撤退は避けられないのか 英BBC記者が伝えた“過酷な立場”「可能性はほぼない。ゼロだ」
レッドブルでの生き残りをかけ、過酷な戦いを続けている角田。(C)Getty Images
今季限りでの“F1撤退”はありえるのか。レッドブルに所属する角田裕毅の去就が忙しなくなっている。
現地時間7月4日、シルバーストーンでのF1英国グランプリ(GP)が開幕し、レッドブルの角田はフリー走行2回目(FP2)で屈辱の低迷となった。この日はフリー走行1回目(FP1)で、17歳の超新星アービッド・リンドブラッド(英国)がF1デビューし、FP2における角田を上回るラップタイムで14番手に食い込む好走を見せた。
タイヤのダメージや燃料の量も異なるため一概には評価できないが、若き逸材はエースであるマックス・フェルスタッペンとも0.526差と好走。積極果敢な走りが際立った中で、角田の復調の兆しはまたも見えなかった。
直近4戦連続でポイントを喪失するなど下降線をたどっている角田。かつてないほどに“結果”を求められる英国GPでの低調さもあり、欧州メディアでは去就に関する話題が白熱している。
英公共放送『BBC』のF1担当であるアンドリュー・ベンソン記者は、英国GPの模様を伝えたリポート内で「ツノダが来シーズンもF1に参戦する可能性はほぼほぼない。ゼロだ」と断言。「ハジャーがレッドブルに昇格し、リンドブラッドがレーシングブルズのシートを獲得する。ツノダとローソンは決断を迫られることになるだろう」と常勝軍団内の動きを予測した。






