メキース就任で角田裕毅の処遇は変わるか “じゃじゃ馬”マシンの改善にも好影響? 豪放送局が力説「残留を高める材料」「課題解決の適任者」
角田を評価してきたメキースの就任は、角田にとって追い風だ(C)Getty Images
F1レッドブルは現地時間7月9日、クリスチャン・ホーナー代表の解任を発表した。新たに、レーシングブルズ代表、ローラン・メキース氏が後任となることも決定。シーズン半ばでのチーム代表交代というニュースは、驚きとともに世界中に広まることとなった。
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今回のホーナー代表解任に関して、具体的な理由などは伝えられていないものの、長引くチームの不振が関係していることは十分に考えられる。また、昨季からのスタッフの流出、繰り返されるドライバー交代など、チーム内部で混乱が続いたことも要因と捉えられるだろう。
レッドブルが首脳陣の入れ替えに踏み切り後半戦に向け立て直しを目指す中、関心が寄せられているのはメキース代表と角田裕毅の関係だ。すでに5戦連続でポイントを逃すなど苦境から抜け出せずにいる角田だが、レーシングブルズ時代の指揮官でもあるメキース代表とふたたびコンビを組むこととなり、パフォーマンス向上を期待する声も聞こえてきている。
豪放送局『FOX Sports Australia』では、メキース代表がレッドブルを率いることで、角田の境遇が大きく変化するものと予想している。
同メディアは、「レッドブルの旧体制は、少なくとも今季いっぱいはツノダを残すつもりだった。表向きにはサポートを続けていたが、内心では『改善は見込めないだろう』という諦めにも似た空気が支配していた」とここまでのチーム状況を振り返り、「だが、ローラン・メキースの昇格によって、状況は変わるかもしれない」と主張する。






