ジャッジからの圧巻2Kで「チャンスがなかった」 ヤ軍指揮官も舌を巻く今永昇太の快投に米局も脱帽「ブロードウェイの主役だ」
ヤンキース打線を見事に翻弄した今永。(C)Getty Images
日本のドクターKが、強力打線を圧倒した。
現地時間7月13日、敵地で行われたヤンキース戦にカブスの今永昇太が先発登板。7回(91球)を投げ、被安打2、1失点、6奪三振と快投。今シーズン6勝目を挙げた。
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2回に、ジャンカルロ・スタントンに高めに浮いたスプリットを右翼席に運ばれたが、この日の今永が“ミス”を犯したのは、その1球だけだった。
とりわけ圧巻だったのは、相手主砲アーロン・ジャッジとの対戦だ。初回の第1打席は、2球連続で膝元にスイーパーを投げて空振りを奪ってあっという間に追い込むと、最後は外角低めに沈むスプリットで空振り三振。4回に迎えた2度目の対戦でも外角低めへのスプリットで空振り三振に抑えた今永は、7回に迎えた3度目の対戦でも膝元に投じたスプリットで遊ゴロに打ち取った。
米球界屈指の強打者を圧倒した今永。敵将のアーロン・ブーンが「緩急も巧く使われて、かなり効率的な投球をされてしまった。チャンスがなかった」と脱帽したほどの貫禄の内容には、地元メディアも興奮気味に称えている。
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