「中日がAクラスという可能性も出てくる」井上中日が台風の目に？ 破竹の6連勝の理由を球界OBが解説「打てばあそこは、星を拾っていける」
井上監督がいかに選手の背中を押していくかも、注目となる（C）産経新聞社
中日が勢いを見せてきた。
中日は7月16日の阪神戦（甲子園）に6－0の大勝で今季最長の6連勝、借金を5まで減らしている。
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先発の高橋宏斗の快投が光った。開幕投手も務めた右のエースが完全復活だ。
直球は150キロ台をキープ、カットボール、スプリット、カーブと変化球も制球良くまとめ、好調な阪神打線を寄せ付けない。勢いのある球をどんどん投げ込んでくる右のエースに、阪神打線も8回まで散発3安打と封じ込められた。
最後は9回二死二塁から主軸の森下翔太を152キロでニゴロに打ち取り、魂の雄たけびを上げた。
終わってみれば、126球の力投。4安打7奪三振無失点で首位阪神を相手に堂々の今季初完封、高橋にとってはプロ5年目にして甲子園での初白星ともなった。
打線も6回二死一、三塁から上林誠知の2点適時二塁打で先制。さらに9回一死二、三塁の好機に助っ人のジェイソン・ボスラーも左翼線へ2点適時打をマーク、9回は一挙4点を奪い、エースを援護した。
中日の阪神との対戦成績は7勝5敗と勝ち越し、セ・リーグを席巻する首位チームに必死に食らいついていく姿勢も注目されている。
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