大不振の原因は2番固定? ベッツが漏らしていた大谷翔平への“本音”「ショウヘイがあっさりとアウトになると『マジかよ』って…」
チームリーダーでもあるベッツ。打線の核を担っている彼の不振は攻撃の火力不足にも繋がっている(C)Getty Images
どうにも快音が聞こえてこない。ドジャースのムーキー・ベッツだ。
2018年にMVP受賞歴を持つスーパースターだが、インフルエンザ感染によって約11キロの減量に見舞われて始まった今季は、どうにも調子が上向かない。とりわけ直近1か月の不振ぶりは深刻だ。
【動画】「キュートなカップルだ」大谷翔平&真美子夫人がレッドカーペットに登場
現地時間7月18日のブリュワーズ戦でも4打数ノーヒットに終わったベッツは、直近30試合では打率.178、長打率.280と低迷。さらに期間を7試合に絞っても打率.107(28打数3安打)という散々な内容となっている。
今年はコロナ禍による短縮シーズンによって開催自粛となった2020年を除き、2016年から8度の選出をされてきた球宴も選外となったベッツ。1番を打つ大谷翔平と3番を打つフレディ・フリーマンが継続的な活躍を続ける中で、“蚊帳の外”に置かれている感は否めない。
一向に上向く兆しが見られないベッツ。その不振の原因として考えられるのは、昨季からほぼ固定されてきた2番打者での起用だ。出塁だけでなく長打力も兼ねる「最強打者」である大谷の背後を打つ役割は決して楽ではない。
実際、当人が“苦悩”を漏らした時がある。それは今年6月に自身のポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」での一コマだ。カージナルスのラーズ・ヌートバーをゲストにしたベッツは、「正直に言えば、難しいと感じる時はある」と告白。2番で起用されるチーム事情への本音を打ち明けていた。






